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文藝新都作品レビュースレ★2
1 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/02/12 19:55:11 ID:1HunzezD
以下のような行為はスレが荒れる原因になります
・批評の枠を越えた悪口
・批判オンリーのレビュー
・作者叩き、人格への誹謗中傷
・レビュー内容をレビューする
・twin jewel storiesに触れる
以上のことに注意しつつも、肩ひじ張らず気軽にレビューしていきましょう。
前スレ
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/neetsha/1222957768
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/neetsha/1265542222
182 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 10:18:50 ID:PLSPboPT
じゃあ終わりにしたいやつが貼ればいいんじゃないかな
183 :
176
:10/03/16 10:25:21 ID:n2ejTP8W
文章作法を守らないと、目の肥えた読者様に読んでもらえません。
以下のURLなどを参考に読者様からの揚げ足取りを避けましょう!
http://www.raitonoveru.jp/howto/c1.html
184 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 10:39:40 ID:PLSPboPT
綺麗にまとまった。
乙乙
185 :
176
:10/03/16 10:41:40 ID:jIsYoPwN
あとMonoCarkyさんは、平成三年内閣告示第二号を調べておいてください。
三点リーダという書き方が許されるのは、
JIS Z 8301の規定から
186 :
176
:10/03/16 10:43:43 ID:jIsYoPwN
スマン携帯の操作間違えて蛇足レス途中送信した
メンゴ
187 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 12:04:58 ID:1izKbLsj
文藝において「文章作法おかしい」て指摘は、漫画における「画像サイズでかすぎ
(小さすぎ)」「写植しろ」と似たようなもん。
直す直さないは自由だけど、わざわざ読者を減らしてるだけ。
もし将来プロを目指してたりするなら、身につけておいて損はないしね。
指摘してる人はそのうち読まなくなるんだから、ガン無視でも問題ない。
188 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 17:34:09 ID:GVp35599
スレタイを読みなおそうな。
文藝新都作品レビュースレ★2
議論は余所でやるべき
189 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 18:01:19 ID:mJMMg3p6
そうだそうだー
190 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/16 18:57:20 ID:ecOeyh9/
技術指南・討論スレ立てたから、そういうのはこっちでやってね
http://yy21.kakiko.com/test/read.cgi/neetsha/1268733193/l50
ここはレビュースレ。他人様の策品をダシにした自己主張は控えようぜ
191 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/21 00:43:13 ID:C23+bMXq
自薦ですが……
「ネットカフェで7日間」
のレビューお願いします。
192 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/21 01:35:21 ID:F+1XoOVN
またかよ……また一人文芸で人気作家を目指す者がモンスターになるんですねわかります
193 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/21 11:29:10 ID:sHdp/vmx
元々レビューする為のスレだからいいんじゃないか?
文体がどうっていう煽りはここではいらんのだよ
194 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/21 13:41:19 ID:4yNbIWap
>>191
全体的に目立った誤字脱字が少なく(見つけた範囲では、一日目7「男の
背中にひんやりと事後の汗がつたった。」突然の三人称? 一日目8 初める
→始める 二日目1 「下げえていた。」)、文章作法もきっちりとして
いて読みやすかったです。
ただ物語の方は序盤からやや語り口が冗長で、「それほんとに必要かな?」
といった部分も多かったです。ミステリー要素を含んでいるようなので、
ひょっとしたら伏線なのかもしれませんが。特に一日目5冒頭から大家さん
宅へ行く途中の妄想は、丸ごと省略していいんじゃないかと思いました。
饒舌ついでの比喩や、「大事なことなので二回言いました」系がちょっと
乱発されすぎな気もします。一度なら効果があることでも、あんまり繰り
返されると見飽きてしまいますし、主人公と大家さんという別の人間が
同じような手法でボケるのは「ひょっとして同じような人物しか描けない
のでは?」と読者に疑問を抱かせてしまいます。
他に気になったのは、ネットカフェカウンターでのやりとりの中で「ラミ
ネートされたA4サイズの紙」という描写がありますが、「料金表」では何故
いけなかったのでしょう。ストーリー上さほど重要と思えないところに
奇妙に具体的な描写があったりすると、何か意味があるのじゃないかと
思えて気が散ってしまいます。
これは最初から感じていたことですが、物語の進行がきっちり時系列通りに
進んでいき、各所各所丁寧に描写されているため、物語の山の部分も谷の
部分も全て平地であるかのように描かれてしまっています。意図的なこと
かもしれませんが。
そこで二日目2の突然の展開に驚いてしまいました。一回飛ばしたのかと
思って戻って読み直したりしました。これまでの部分に伏線があったのか、
またはこれから何かいろいろ明かされるのか、これは次の更新を待たないと
わかりませんので、小説全体についてのはっきりとした評価はまだ出来る
段階ではありませんでした。
195 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/21 13:46:18 ID:4yNbIWap
「二日目2の」→「二日目2からの」に訂正。
レビューしたからというわけではありませんが、
「新都社で人気作家になるための手引書」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=8207
のレビューをいただけたら嬉しいです。
196 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/22 02:08:16 ID:YyO3RsLK
どうレビューしていいのか分からんなw
新人だけでなく、現行作者達の指標にもなるので頑張って続けてくれ、とかしか言えないな
あと、的外れなことを書いたり、主観で書くのではなく、公正な視点から物事を書くということを続けてくれれば、おkだと思う
197 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/22 07:41:36 ID:bZL18EXw
>>195
王道のハウツー本だな、って印象
ためになるし要点もそのための対策もしっかりしてて、分かりやすいし読みやすい
とても便利だと思う、が王道が故に、どうか?と問われても、どうも……としか応えようがない
空気が無いと生きていけない!だろ!?
なんて正論を真っ正面から吹っ掛けられて答えに窮する感じ
どちらかというと内容の間違いや意見の相違なんかを指摘してもらって、それを参考に次の……というのだとは思うのだけれど
内容的には「今のところ」問題ないのじゃない?
たいした太鼓判も押せないけど……
目指す方向が凄く真面目で、伝えよう!って思いはよくわかるし、新都社読者の趣向もよく考えられてると思う
それはいいことだし成功してると思う
読者の数だけ潜在的需要があるのだから、これはよくやったと言わざるを得ないね
が、しかし個人的には、こういうのにそういうのを求めるのが間違いなのは分かってるけど、イロニー、不真面目成分が「おまけ」のところだけで、
読み物としては「面白味に欠ける」かな
>>196
とは真逆の考えだけど、もっと主観の、アナタの「作家論」を展開してもいいと思う
198 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/22 08:36:44 ID:tScZmEvb
この作者の作家論は何度か聞いたことがあるけど、どれもつまらなかったな
199 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/22 19:00:21 ID:kPmQBKkN
>>195
新都社で別に小説じゃなくても作品を載せていいんだよ。
という手引きをしたあんたは偉い。
200 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/22 22:41:52 ID:J7/0cvkH
>>196
主観的になりすぎたり的外れっぽいことを書きそうになると止めて
いますが、これからずっとそれを保てるかというのかが頑張りどころですね。
>>197
昨日更新した四章の部分なんて、ふざけどころがなかったせいか、
段落の合間に無意味に「おっぱい」と二、三回挟んでいたのですが、これは
悪のりでしかないなと思って泣く泣く削除しました。またおまけ的なことで
やりたいです。
>>198
理想的な作家論というか作家像的なのは、これで決まりというのは
ないだろうし、時間とともに意見も変わるだろうなと思います。
>>199
連載のきっかけに「新書系はないな。よしやろう」というのは
あったと思います。
皆さんレビューありがとうございました。連載にも生かしていきたいです。
201 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/24 06:17:43 ID:3DCGwONu
レビューと言うほどでもないが、これはどうなんだろうな
リリイ・シュシュでもやりたいのだろうか?
今にもブログでやれってコメがつきそうでハラハラして、別な意味で今後の展開が気になる
この感じは何だろう
これはあれか、アマゾンでいうところの、期待を込めて星3つですとかそういうの
私とお酒の日々
http://neetsha.com/inside/main.php?id=8271
202 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/24 10:42:58 ID:UX6P0V0N
一見ただの日記のようで、ていうのじゃないのかな。
昔「絶望の世界」というWEB小説があってのう……。
203 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/26 18:16:01 ID:b/hmc5Xa
絶望の世界おもしろすぎる
204 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/26 20:27:50 ID:2sk5jn13
絶望の世界読んだけどめちゃくちゃおもしれーなこれ
205 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/28 22:14:33 ID:yK1qLUO1
また馬鹿が本スレで暴れたみたいだぜ
もうあのアルファベットばっかの作者名の無能、誰か潰せよ
206 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/28 22:20:08 ID:K2FfkSh3
久しぶりにあがったと思ったらw
つかあの人なんでわざわざ本スレに死にに行くの?
207 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/28 22:31:36 ID:yK1qLUO1
つまらん小説とか書く脳足りんだから
自分が出なければ平穏だってことに気づかないんだろ
馬鹿ってことだ
208 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/29 22:11:24 ID:MXCsEivc
とりあえず帰ってきて更新されて文藝でトップにあった「私とお酒の日々」をレビュー。
私小説の現代版を目指して書かれた感じだろうか。俺は私小説=ブログ説を勝手に唱えてるからそう思うだけかもしれんけど。
読んでて「こ〜こはど〜この箱庭じゃ?」を思い出した。勝手にミステリとして読むことにしよう。
しかしブログを真似るなら、アップロード形式じゃなくてちゃんとサイトをつくってほしかったというのが正直なところ。実際にそういうフェイクサイトってあるしね。
文章の印象としては、文藝よりもニノベ向きかと思う。呑むときの音やら、その後の声とか。もちろんフェイクの可能性があるから早合点はしない。
性別の辺りに伏線がありそうで展開は気になる。ただこういうのは求心力がかなり弱くなるのが問題だ。私小説にしろフェイクミステリにしろ。
ってかコメントにすべて書いてあるな。ブログでやれ、箱庭思い出した……
もしミステリ的オチがないなら、酷評は甘受する気構えしないとヤバイかもな。
209 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 22:21:17 ID:7XtkOdQo
よう
210 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 22:27:10 ID:oZHZgE8m
自分から叩かれたがるような真似を……
211 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 22:32:06 ID:+4TS4gne
うわぁ…
いくら自分の作品にコメントがつかないからって
他の作品に絡むのはもうやめてくれよ
212 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 22:46:40 ID:sG7nJPkJ
批
評
と
い
う名の雑感
213 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/29 22:47:36 ID:MXCsEivc
続いて「ある日の日」。
一行めからヤバイほどラノベ臭……と思ったら前に読んだヤツだったわ。
まあいいや、レビューする。
気になった点
誤字脱字が気になる。あとジャンルがよくわからない(単純な恋愛ものではないし、バトルもの? それとも悲劇?)。
なぜ叫び声はビックリマークがないんだろう(「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」)。
よかった点
>「エ〜〜〜ミ〜〜〜」
>空中で降りて来るユミ。
>「ユ〜〜〜ミ〜〜〜」
ここで吹いた。本当に吹いた。
>「史樹どいて!」
>「どかない!」
FUJIWARAの原西のギャグ(「死ね!」といわれると「生きる!」と叫び返す)を思い出した。
展開のテンポが速いのは変わってないな。いいと思う。
>>209
よう。
>>210
ここはレビュースレで俺はレビューしただけじゃないん?
>>211
別に俺の投稿したヤツは俺がここに来て爆発的に増えたわけでもないし、あんたらが勝手に俺をそういうキャラに仕立てあげてるだけなんじゃないの?
あとあんたがなんかの小説を書いてる作者なら作品名いってくれれば、それはレビューしないよ。
214 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/29 22:48:52 ID:MXCsEivc
>>212
おっと、それは勘違いしてちゃいけないな。
たしかに雑感とレビューは違うな。だが、どう違うんだろう。ググってくる。
215 :
211
:10/03/29 22:59:24 ID:vMcWzam7
>>213
相変わらず行間の読めない御仁だなぁ…
「コメントを増やすために辛口レビューやっているんだろ?」という意味でなく
「コメントがつかなくて満たされない自己顕示欲を、他人の作品に辛口で絡むことで処理しないで」と言ってんだけど
216 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 23:09:12 ID:xgQwK4qq
レビューしてもコメは増えないし、自己顕示欲も満たされないからな。
ソースは俺。
217 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/29 23:09:13 ID:MXCsEivc
レビュー並びに批評と雑感の違いは
「まとまり」って点みたいだな。
本スレで一行コメントやってたから、それに倣ってみようと思ったんだが、以前にレビューしたヤツを二度しないほうがいいのかもしれん。
>>215
どっちにもとれるじゃん。俺だけのせいかよw
辛口がダメなら甘口レビュースレにすればいいし、
それに今回の俺のレビューのどこが辛口なんだよ。
218 :
211
:10/03/29 23:12:55 ID:kDHstFIB
>>217
一言多いところ
以前と同じコテ掲げている以上、以前の発言込みで判断されるのは当たり前
レビューすること自体までは否定してないだろ
219 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 23:13:56 ID:5LnVOzje
ほんとにレビューしないやつって文句だけは一丁前だよな
死ねよ
220 :
211
:10/03/29 23:15:48 ID:kDHstFIB
じゃあ俺もレビューってもんやってみるから
自薦他薦問わずURLくれ
221 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/29 23:22:18 ID:nw6AxsV+
それじゃ他薦と言うことで。
この頃素で面白いなと思ったのはこれかな。文章がこなれてる感じがする。
杉森家の怪人
http://neetsha.com/inside/main.php?id=8320
222 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/29 23:31:54 ID:MXCsEivc
「泥辺五郎短編集」内「殺されたヒョウのいる檻の中で」(珠玉のショートショート企画参加作品)
>「俺が、殺したんだ、リルを、今朝、さっき〜
ものすごくイラつく喋り方だな、こいつ。
倉浜さんの話を聞いてるときにリルの体を弄んでいるのが、少し嘘だなと感じた。
俺もよくあるんだよ、間がもたないときに適当にそれっぽく見える文章を書くことがさ。
指を切ってリルの血と混ぜたら、なんてところは特にそう。絶対に主人公、リルのことそんなに思ってないだろw ってなる。
オチはきいてるが、納得はできないな。だってことの仕掛け人は倉浜さんで、主人公がその気になるかどうかは知ることができない。
でも会話中に主人公が殺したくなって倉浜さんを呼んだのならつじつまは合うな。
なんにせよ、自分のことばかりを考える2人だからこそリルがかわいそうだな。生きてる姿を見られないのが残念。
223 :
211
:10/03/29 23:36:32 ID:5E7Wy8vv
まずは「私とお酒の日々」
一人称のブログを模した文章を生かして、千世子に人格を与えているのが面白い。
会社勤めの疲れた女性を脳内に描けるかどうかでちょっと読者を選ぶかもしれないけど
状況説明の文章に頼らず、登場人物に直接語りかけられているような感覚は
もっと物語が進んでくると強みにできると思う。
今後が楽しみな作品。
224 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 00:10:46 ID:e9fI35Sm
不毛な言い争いからのレビュー合戦だと…
今までにない流れだな
225 :
211
:10/03/30 00:26:59 ID:ja0C6YES
「杉森家の怪人」
>>221
には文章こなれていると書いてあったけど、読んでで逆にちょっとつっかかるような感じがするのは
改行処理が甘いのと、描写がややくどいからかも知れない。
ちょっと気障なセリフと地の文を咀嚼した後に状況説明をされると、読み手は次のシーンに進めずに置いていかれた気分になる。
もう少し平易な表現をして贅肉を落とし「必要な描写」を追加した方が読者の間口は広がると思う。
ただし、そこを乗り越えられれば仮面と主人公の軽妙な掛け合いと
物語中盤からラストまでのスピード感ある展開が楽しめるので
また次の作品で是非、楽しませて下さい。
226 :
211
:10/03/30 00:28:28 ID:ja0C6YES
またなんかURL貼られたらレビューするよ
俺で良ければ、だけど
227 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 00:31:04 ID:3EMxFBaV
じゃ「戯言(きげん/たわごと)はいかがですか」
228 :
211
:10/03/30 00:49:40 ID:X7dnRWvM
「戯言(きげん/たわごと)はいかがですか」
読んでみたけどポエムだなぁ…。
詩や俳句ってのは「音韻・リズム」と、その当人が何に対して何を表現しているのかという
「背景・バックボーン」が必要になるんだろうけど
生憎俺にはそれを汲み取ることが出来ないので、パス。
229 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 01:00:17 ID:fXmcfyUe
レビュー合戦が続けば俺の作品もレビューされる……はず!
230 :
猫人魚
◆QI/HFP1L3I
:10/03/30 01:01:19 ID:/aVWaqcU
>>226
どうせならいろんな人にレビューしてほしいので
「我らオカルト研究部」をぜひ…
231 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 01:17:16 ID:qZB/+Szk
この流れ悪くないね。レビューされた物読んで見たくなるし。
232 :
211
:10/03/30 01:48:15 ID:aXw5LtyG
URL貼ってよw
「我らオカルト研究部」
導入部で損してる。「この人〜この人」とか名前列記とか、みてる方が「文章のリズムに乗れないかも」と
不安になっちゃうから、その辺りの推敲をしてくれると
新規読者を開拓できるはず。第一章の会話シーン以降はテンポ良いのにもったいない…
というか普通に面白い。サクサク読めるし読むほどに続きが気になる情報の散りばめ方が上手い。
全部読んでからまたレビューするよ。
他にもなんかあったらURLくれ。
233 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 06:55:34 ID:mkmVF+6d
雑感との違いが「まとまり」だけしか言えないとか自称作家の割りにはつまらんのう
せめて語る対象の違い、くらいは言って欲しいもんだの
>>232
twin jewel…
234 :
橘圭郎
:10/03/30 08:39:03 ID:iiqm2At2
レビュアー様からのご意見も伺ってみたいので、
自薦ではありますが、お願い致します。
「良い子と悪い大人のための平成夜伽話」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=7947
235 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 10:41:41 ID:JwvEmNWe
「青い谷短編集」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=7803
と
「泥辺五郎短編集」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=6557
よろしくお願いします。
お気に入りの短編集二作ということで。
236 :
211
:10/03/30 14:02:49 ID:9d8E2QCf
テンポってるのでURLくれた分のレビューは夜に
今出てるヤツ消化したらまた次の作品募集します
>>233
TJSは長いからレビューするにしろ後回しで
237 :
ムラムラオ
:10/03/30 14:16:00 ID:lZ1jfwTS
完結したのでよろしくお願いします
http://muramurao.zouri.jp/timing.html
238 :
211
:10/03/30 16:27:40 ID:mww6Iot2
>>234
「良い子と悪い大人のための平成夜伽話」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=7947
これは凄い。言葉が綺麗、文章が綺麗、物語が綺麗。驚嘆するしかない俺大絶賛。
お伽話のような、少し古風な趣を感じさせる文体で始まりつつも、そこから淀みない流れでグイグイと引き込んでくれる。
お決まりの文句で始まる短編集という体裁で、各話毎に言葉遊び・萌え・SF風味やお色気シーン等様々な要素を注ぎ込みながら最後には…。
それでいて詰め込み過ぎることなく物語をさらりとまとめ上げる力量。天晴。
しいて不満点を挙げるとしたらもっと長いものが読みたい所、でもこの作品はこの構成で完成されているんじゃないか?
いや、この作者ならもう一段上をいく続編を見せてくれるんじゃないのか?
…などと、もうこの場で、一読者として感想を述べるしかない傑作だと思う!おまえらみんな読め!
なんかレビューになり切れなくてスマン
239 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 18:13:30 ID:Mdsw+yvJ
では俺もレビューをひとつ
>>235
「青い谷短編集」
今ある三つ全てが独白体形式で最後に真相、という感じの作品だね
・猫と音楽と囲碁と物理学者(A+B)
地の文が長く続くせいか読み手を退屈させてしまう嫌いがある、これは三つの作品すべてに言えると思う。こういう話は大好きだけど、オチが弱い気が。
・友人制作奇譚
どこかで見たような話。最後の展開も予想出来てしまった。
・数奇なる人生の手記
個人的にこれが一番好き。オチというオチはないが、短編としてかなり綺麗に纏まってると思う。
全体的に文章力もあるし、話も面白い。
ただ、もう少し改行を交えて読みやすくしてほしかったなぁ、と。
レビューではなく感想になってしまったね、ごめん。
240 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 19:16:22 ID:FRfFLxn9
自薦するなら今しかない……!
お願いします。
http://neetsha.com/inside/main.php?id=6689
241 :
橘圭郎
:10/03/30 20:30:26 ID:BqvEr48m
>>238
絶賛のお言葉、ありがとうございます。
夜伽話は自分の力試しと力量アップのために書いたもので、
また一つ自信が付きました。
今は休載して別構成の第二部を考案中です。
ご期待に添えられるように努めますので、
そのときはまたよろしくお願い致します。
242 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/03/30 21:09:08 ID:0b6m9tKY
>>240
「暇つぶし」内「呪い」
非常によくできている。伏線もオチもしっかりしている。
話のつくりも丁寧でやや冗長ではあるものの、手が抜かれていない。
ただしオチが読めてしまったので、冗長さが浮き彫りになってしまった。
いわゆる言霊の現代的解釈をすればこうなるだろうとは思ってたからね。
それに展開がかなり読めてしまったので、俺は楽しめなかった。
でもそれを逆にいえば、セオリーに忠実にのっとってるといえる。
オチ一本勝負をしたというのは素晴らしい考えだと思うし、
それに附随する執筆能力もある。違う短編なら俺も楽しめるだろうな。
243 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/30 23:15:57 ID:cSdY8zHL
>>242
レビューきた!
どうも自分はオチ一本で勝負しようとすると、途中であっさりオチを読まれてしまうようで…
「呪い」は過去のオチ重視の自作よりもオチが読まれにくくなるよう気をつけて書いたつもりでしたが甘かったようです。
ありがとうございました!
244 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/03/31 06:36:43 ID:+/zh6k5T
やだ何この全感の流れ・・・
いいぞもっとやれ
245 :
1/3
:10/04/01 22:36:11 ID:NzemZ2IW
ニノベレビュースレからきますた。なんできたかはそっちのスレの流れを参照してくだしあ。
「パラレルキョンシー 青白レモンは腐らない」
文章について:
文章そのものに問題はないと思いました。変に気取ったりしてないので、スラスラと頭に入ってきます。
また、一人称形式で視点を変えるという発想が自分にはなかったので、少し新鮮に感じました。
ただコメでも同じようなことが言われてますが、描写不足のように感じます。
れもんちゃんに関する情報も、探偵に関する情報も、光に関する情報も不足気味。
背丈、体系、髪型、声など、描写すべき情報は結構多いはずです。
また、「美しい」にだって揺らぎはあります。
東洋風の、などという漠然としたイメージではなく、何か顔の一つのパーツを強調するだけで変わると思うんです。
愛くるしいぱっちりした目、なのか、浮世絵にでてくる美人のような流し目、なのか。
もう少し抽象化するとしても、おとなしめの顔なのか、元気そうな顔なのか。
こういう描写は初登場時にやってしまったほうがいいでしょう。
下記のような文章↓
例えるなら、老人がサングラスのようにおでこにかかるメガネに気付かず家の中を徘徊するように、探偵たちもまた京都府内を徘徊した。
ただ、メガネを見つけられた分だけ老人の方が幾分利口だったようである。
むしろ、探偵どもが幾分おバカだと言えばいいのだろうか。
↑こういう文章を入れるのがダメだとは思いませんが、人物描写、情景描写と釣り合いません。
頭でっかちというのか、今のままでは冗長ととられる可能性もあります。私はそうは思いませんでしたが。
あと01真ん中あたり
僕にどついてきた
という文章に若干の違和感。「僕を」では? 「僕に」が間違いだ、とは思いませんけど、少し変では。
246 :
2/3
:10/04/01 22:54:38 ID:NzemZ2IW
展開について:
大筋として、めちゃくちゃ変! というものはないと思いました。
ただ、グイグイ引き込まれるか、といわれると残念ながらそんなことはありませんでした。
読むのが苦痛という類ではないのですが、まあこれはみんなが悩むところですよね。
別の話(題材だとか導入の仕方)がいろいろと絡むので置いておきますが。
ただ、細かいところで若干の違和感。
プロローグですが、誰が手紙をレモンちゃんに渡したんでしょうかね?
光の居場所がもう突き止められてるってことですか?
それともその辺をいくれもんちゃんを適当に捕まえて手紙を持たせて光に持っていっちゃってください、って頼んだってことですか?
どっちにしろ疑問が残っちゃいますけど、そこんところどうなんでしょう。
まあこの違和感については今後の展開で解消される可能性があるので、聞き流してくださって結構です。
あと下記の文章に違和感。
> 結局、日本探偵倶楽部の探偵たちは吸血鬼という言葉ばかりに目が行って、れもんちゃんを見つけることが出来なかったというわけである。
> それはつまり、探偵たちに推理のためのヒントをさらけ出してしまっているようなものだ。
> まぬけな探偵は、いかにも固定観念そのままのイメージで登場したれもんちゃんを捕まえようとするだろう。
流れのまま読んでて「?」ってなりました。とりあえず前レスで述べたように情景描写不足が原因というのもあります。
いかにも固定観念そのままの、ってどっちの固定観念ですか?
推理のヒントとか青い肌とか、とにかくこの辺がよくわかりません。
吸血鬼も肌青白くなかったですっけ。まあ今のは聞き流してください。
吸血鬼なら吸血鬼の格好をしたれもんちゃん、としたほうがわかりやすいですし。
247 :
3/3
:10/04/01 23:01:22 ID:NzemZ2IW
総評:
かのムラムラオ先生ですし、ラストに期待します。
ここまで読んだ感じ、結構長編まで広がっちゃいそうな設定と展開ですよね。
尻すぼみなどという屈辱の言葉を放たれる理由はその辺からかなとも思うんです。
なんかもっとでかい話なんじゃね? と思わせてしまうと言いますか。
まあ戯言なんで聞き流してください。
更新スピードと完結作の数については尊敬してます。
なんか自分こそ冗長で長ったらしいレビューになりましたが、お許しください。
あとせっかく青白レモンを読んだので、挿絵とか描けよ! と命じられたら喜んで描きます。
以上っす。
248 :
ムラムラオ
:10/04/01 23:33:12 ID:Xs6qPU7c
>>247
素晴らしいレビューありがとうございます!
非常に参考になりました。
いやはや、自分で読んでいて気づかない部分というものは本当に沢山あるんで
すね。
すぐさま改稿に取り組みたいと思います。
今回の連載作は長期連載を予定していますので、長らく読んでいただけるよう
に努力を怠らず頑張っていくつもりです。
すでに伏線を張りまくっていますから、その辺も確実に回収していきたいと
思っている次第であります。
本当にありがとうございました!
れもんちゃんの絵……ゴクリ、って感じですね(笑)
249 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/06 18:41:35 ID:mkxVclUK
「我らオカルト研究部」読んでみた。
長かった……長編が書けるってのはそれだけで凄い。
鬼人編はなんとなく平和な解決をするんだろうなと予想していた。
何が起きてもそこまで酷いことにはならなそうだと。
で、その通りだったわけだけど、それでもそれぞれのエピソードは
どこかで見たような怪談を独自の解釈で「研究」していた。
奇人編は一変してしょっぱなからエライことになっていた。
怪談の研究という側面も残ってはいたが、それよりも人間そのものに
対する皮肉がたっぷりで、読む側が「研究」され、「研究」している錯覚が
あった。ラストは読む側の興味そのものを皮肉られて終わるという、ちょっと
ドキッとする終わり方で、非常に感心した。
欠点は、全体を通して「…」が多かった気がした。作法とかって
意味じゃなくてね。あと、やっぱり会話が所々誰のセリフか分からない。
引き込まれる文体なんだけど、あれ、これ誰が喋ってるの? って
考えちゃうから、結果としてリズムが狂う。でも一言で表すなら
面白い、とまとめられる作品だった。
250 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/07 00:44:03 ID:hYXq3Xlv
投稿作品のレビュー頼む。
251 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/11 22:48:09 ID:uhI5wkC3
なんでこんな寂れてしまったんだ。ここは。
252 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/18 20:47:33 ID:ESv0gyG+
↓で挙げられた作品もしくは、更新があった作品をレビュ――するよ
253 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/18 21:24:03 ID:ESv0gyG+
とくに挙げられてないみたいだから、更新見てくる。
その前に、読んでなかった「新都社で人気作家になるための手引書」をレビュー。
----------------------------
「煽りや叩きや黙殺が怖いのなら、作品を発表しない道を選ぶのが懸命です」
この作品(?)の作者は、新都社に対する造詣が深い。
作品の閲覧数が絶対的に多い。そしておそらく長く常駐している。
だからこそ書ける新都社における「傾向」が書くことができている。
そして傾向につきものの「対策」であるが、箇条書きにされていてしっかりとまとめられている。
多少の気質的な堅さは残るものの、作者の軽いキャラを表面に出すことで和らげようとしている。
作者はこの自著を「新書」と解しているが、まさに一般に販売されている新書の形式を踏まえて書かれていて、
またそれぞれの項目もしっかりと系統立てられているために読みやすい。
あえて苦言を呈すならば、書かれていることは市販されている「小説読本」の焼き直しでしかないことか。
出版会という大きな業界を、新都社というコミュニティに適用すれば書くことができる。
そこで問題になるのは「小説読本の枠組みを借用すること」ではなく、ごくわかりきったことを並べ立てることになるため、
「この作者が書かなくてもいい」という考えを持たれる可能性があることだ。
(「借用」と上述したが、これは早とちりである可能性も高い。
ある程度、論理というものを突き詰めていくと行きつくところは同じであるというのはままあることで、
著者が辿り着いた論理が市販されている読本に劣らないものであったということかもしれないからだ)
しかしそれすらカバーしている(のかはわからないが)のは、明らかに多作品に比べてコメント数が多いことだ。
つまりそれだけ「読まれている」ということであり、
著者自身が第一章で提示している「読まれていない」という命題を完全にクリアしている。
コメントの内容を見てか、コメントの数を見てか、笑っている著者の顔が勝手ながら目に浮かぶ。ちくしょう。
254 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/18 22:02:35 ID:ESv0gyG+
「バタフライエフェクト・リライト」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=8089
まず明言しておくと、俺はギャンブルはほとんどしない。麻雀も初心者だ。
どれくらいかというと「ビギナーズラックで九蓮宝燈を狙うほど」。
ちなみにこの作品は麻雀に限らずギャンブル全体に対応しているようだ。
さて、この作品は記憶喪失のジョン・ドゥ(英語で「名無しの男」を表すスラング)が主人公のギャンブル小説。
そして彼の後ろにはラリアというロシア人女学生(貧乳)がいる。
やや前置きが長くはあるものの、文章は硬すぎず柔らかすぎず。若干、読点が多い気がする程度。
少し気がかりなのはギャンブルを扱ったり心理戦を扱うマンガなどにありがちな「読者がついていけない」ことだ。
頭脳戦マンガは読んでいていやに頭が疲れる。
マンガですらそうなのに、文章で行っているのだから、疲れるという点では申し分ない。
まだ本作は始まって間もないようなので、それをどう解決するかが課題だと推察される。
内容はギャンブルで敵といかに勝っていくか、ジョンとラリアとの恋模様とになりそうだ。
ラリアを賓乳キャラで押し通していくらしく作中で「賓乳」という言葉自体が頻出する。
読む人によるだろうが、余計に感じる程度だったので少し抑えたほうがいいんじゃないかと個人的に感じた。
総評すると、作品はしっかりとまとめられていて、読む分に苦痛はまったくない。
やはり課題としての「疲れる」という点、そして「マンガとの相違」をどうつけるかが今後の見所といったところか。
255 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/22 15:12:32 ID:SR8d6rbC
特にネタがないのなら、自作を客観的にレビューとかどうだろう。
自虐的に作品の短所を書くことは簡単でも、客観的に長所を的確に
レビュー出来るかは難しそう。
普通に他人がレビューするのと混同しないよう【客観的自作レビュー】とか
最初に書いておいて。
256 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/25 18:33:58 ID:ul6rCd15
『パラレルキョンシー 青白れもんは腐らない』/ムラムラオ
主人公の怪盗・光と探偵たちの、
キョンシー少女を巡る「本格推理小説」。
現段階では、推理要素はほとんどない。
というのもまだキャラ紹介に留まっているからだ。
主人公は怪盗であり、「れもん」という女性を拉致し、探偵たちが光を追う。
この小説の特異なところはヒロインにあたる「れもん」がキョンシーである点だ。
だがそれもまだ記号的な段階で、
その存在がストーリーに投げかける波紋は少ない。
ストーリーとは別に、細やかなネタが散在されている。
探偵たちはJDC(日本探偵倶楽部)に所属するが、
これは清涼院流水を流用している。
立駒という探偵少女が登場するが、これは攻殻機動隊だろう。
さらに山田悠介ネタもある。
物語は、主人公の光視点――れもんに加えて、
光に挑戦状を叩きつけた探偵・宝威をも拉致する――と、
探偵・一軸(いちじく)――立駒と光を追う――との視点にて展開される。
少々、視点転換に戸惑うが、一人称が光は「僕」、
一軸は「私」であることが簡単に推測できる。
作者は「本格推理小説」とジャンルを打ち
自らハードルを上げたが、反則技は使用している。
たとえば立駒が光の車の所在地をハックするときに、
彼女の発言が「X`SA#TS」と文字化けするという場面がある。
厳密にいえば記号といえども読み方があるので
立駒が記号をそのまま読めばどうということはないのだが、
やはり「本格」と銘打たれたものに、
非現実的要素が絡むと萎えてしまうのは致し方ない。
キョンシーの時点でいろんなものが瓦解しているが。
清涼院流水をずっと軽くしたような雰囲気で、
やはり好みのわかれるところだろう。
257 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/27 23:51:54 ID:uGBF3vK5
「カヨヒロ」お願いします!
258 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/28 04:08:22 ID:rneJ+MgX
>>257
冒頭で、アレ見たことあるな、と思ったら
>>60
だった。
まず作品評価に移る前に、一言。
>>63
でレビューした際は、ガン無視されたわけですが、
とりあえず「レビュー見た」なり「黙れクソ野郎」なり発言してくれないと、
自主的なレビューでない限り意味をなさないんだ。
「黙れジャリボーイ」なりなんなりさ。
別に感謝の言葉なんて毛頭期待してないけど、
反応が微塵もないと正直このスレ意味ないぞ?
じゃ、レビュー。
地の文が長く、フム文藝らしさを伴っていると短絡的にそう思った。
読点が少なく、ひらがなが続くと文章を見誤って
目が前に戻されること度々、それが多少のストレスに繋がる。
こういった「スレた主人公が新しい友人の情に絆される」系のストーリーは、
その友人のキャラに重点が置かれるが、やはり主人公のガラの悪さが目立つなぁ。
サブタイトルに話数がついていないため
続き物なのか短編集なのか判断がつきにくくなってしまうのは前言の通りだが、
それぞれの話によって文章量がマチマチなのも気にかかる。
4話までで、ほぼ半分が埋まる。かなりの気分屋である。
ある程度読み進めて、
ひとつの目的「トラウマの根源・蘭庭暁を成敗する」が露見するが、
それまではいわゆる雰囲気が物語を牽引するので、
作品のムードを心地いいと思える人なら読み進められるだろう。
------------------------------------------------------------
少し厳しい目で見たレビューは以下を参照。
見たくない人は見ないでくれ。
余計な軋轢を産むのを避けるためだからさ。
http://monocarky.web.fc2.com/a.html
叩くなら読むな、読むなら叩くな。
259 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 04:23:04 ID:eZ7SLGHG
>>258
レビュー乙です。
もし良かったら「夏への扉」と「COLLAPSERS」のレビューもお願いします。
260 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 07:30:09 ID:ZB+eRlxp
MonoCarky先生は口はキツイけど、どんな作品でもしっかり読んだ上でレビューしてくれるから参考になるわぁ。
でも8割以上が辛口評価だから「その作品の良さ」ももっとレビューして欲しいというのもあるなぁ。
作者にとっては「俺にとっては最高に面白い作品!」という親バカ思考なんだし。
261 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 12:33:26 ID:WRR1Kh1c
まあ思った事包み隠さず言ってくれるのはありがたいね
(とは言っても本当に隠してるかは本人しかわからないけど……)
レビューだと気を使って良いとこ探しをする人もいるだろうから
「ざっと見た感じ特に褒める所が無かった」
ってのも作者からすりゃ貴重な意見だし
名前出して自分の基準をしっかり持ってるレビュアーだから叩きに挫けず続けて欲しい
挫ける人じゃなさそうだけど
262 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/28 18:02:01 ID:rneJ+MgX
>>259
COLLAPSERS
ジャンルは「バドミントン小説」、やや堅めの文章である。
現在、2話までがあり、バドミントンを始めてすらいないので、中核がわからない。
主人公・丹下と即席友人・篠原が、落ち目のバド部を再興する話だと思われる。
>>260
作品の良さねぇ……。いや、書けると思うよ、書こうと思えば。
隣の釣り人が釣り損ねた目測20cm程度のサバを、
「いや〜大きかったですねぇ。3,40cmはありましたよね! いや、5,60はかたいかな!?」
とかさ。それでいいんだったらするよ。嘘つくことになるけど。
>>261
包み隠してるよ。
本当は「見所ないなぁ」「おもしろくないなぁ」と思っても、
なるべく言葉を尽くして、別の表現するようにしてるよ。
見所ねぇ、おもしろくねぇ、じゃあ元も子もないしさ。
私見いわせてもらえれば、自薦他薦によっても書き方かわるんだよ。
自薦だったら云いたいこと云いやすいけど、他薦だったら云いにくいじゃん。
勝手に他薦されて勝手に叩かれたんじゃ気も悪くするわな。
レビューされたい人は、真剣な感想がほしいのか、
ただ褒める言葉がほしいだけなのか、ハッキリしてほしくはある。
ちゃんとぶつかってくる意志のある作者には、
こっちもなりふり構わず張り手しますよ。てっぽう、てっぽう!
まぁ、良くも悪くも今はなぁなぁという感じです。
263 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 18:32:04 ID:adTElmQf
この人、友達が少なそうだな
264 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/28 18:49:55 ID:rneJ+MgX
>>259
夏の扉
ジャンルは「世界系ラブコメ」のタイムリミットもの。
ストーリーは、「寿命あと1ヶ月だけど、願い叶えてあげるよ」。
1話が1日目、2話が2日目、と続くので、おそらく31話になるんじゃないかと想像できる。
印象は、BLEACH+長門。
天使を名乗るドアという無口な少女(黒装束じゃなくて黒いワンピースを着ている)が、
主人公ハチに余命を宣告する。
ホロウを倒すほうじゃないフツーの死神の、ルキアじゃなくて長門っぽいヤツが宣告する。
ハチは死が迫っていると知るかわりに、願いを叶えることができるようになる。
ただし願うことすべてが、ではなく、実現可能なものに限り、である。
この「能力」の設定次第で、おもしろみは左右すると思う。
いわゆる「サトラレ」みたいなもので、他人はサトラレの心中を知ってるけど、
サトラレは心を読まれているのを知らない、という対立というか拮抗するものがないと盛り上がらない。
この小説では、それが「刻限の決まった死」であり、いずれ「生きる意志」と拮抗するんだろう。
おそらく「僕の生きる道」っぽくなるんじゃないかな。
今のところ、ラブコメ要素はなく、セカイ系っぽさも特に感じない。
文章は、俺けっこう好きだよ。
セリフばかりに偏執することもなく、地の文もしっかりしている。
セリフと地の文を改行で空けるのには少し首を傾げるが、作者のこだわりの範疇だね。
俺が気に入ったのは、冒頭でのパチンコでハチがスったときのセリフ
「くっそ。あそこで止めてりゃ良かったんだ……」の次の地の文。
『こういう台詞ってよく言っちゃうよね。』
こんな感じの、
ハチのセリフへのモノローグっぽい返しがときおり入るんだが、これが俺には小気味いい。
ダメ人間の些細な自己正当化というか、自虐を嫌がりながらも受け入れずにはいられない愚かさというか。
なんつうか、ちゃんと雰囲気をもってながら、それを逃がさないようにzipロックされてる感じ。
とはいえ、今はまだシーソーの上であって、好転するか悪転するかは未だわからず、といったところ。
265 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/28 19:16:22 ID:rneJ+MgX
ごめん、「夏への扉」だった。
266 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 20:32:31 ID:Bxz8SeIV
一話のみで申し訳ないが、色々と意見欲しいなって思うからお願いしてみる^^
アンダンテ&スタッカートのレビューお願いいたします。
267 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 21:43:43 ID:ZFQWdE0o
モノトン先生、出ている限りの作品レビューっちゃいなよ!
俺も時間捻出大変だけどレビューして盛り上げるよう頑張るよ!
268 :
MonoCarky
◆/6V.PHILIA
:10/04/28 23:38:39 ID:HFb+J35u
>>266
アンダンテ&スタッカート
主人公・明良がかつての同級生ユキヒトから
同窓会の開催の電話を受ける。
明良は昔、目の前で自殺した少女のことを思い出す。
以上。
たぶんその少女との因縁が物語に作用してくるんだろうけど、
それがわからない限りは興奮も失望もできない。
文章についても、傾向がハッキリとわからないから断言しづらい。
しようと思えば、齟齬の多いちぐはぐな意見になるだろうし。
意見を、といわれても、1話でどうこういえないわな。
短編なら完結させてから。長編なら、5話なり10話なり続けてから。
269 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 23:42:17 ID:bsmcXV6i
>>266
最後に死んだはずの人間から封筒が届くっていうのは導入としていい感じだと思いました
第一話だけなのでこれくらいしか書くことが思いつきませんでした
期待して続きを待ってます
270 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/04/28 23:54:29 ID:Bxz8SeIV
>>268
一話だけってのは流石に情報的な意味でも足りなかったですね^^;
ありがとうございます。数話程進んでから再度お願いしにまいります。
>>269
一話のみで申し訳なかったです。
続きを書いた上でまた来ます><
271 :
ひょうたん
:10/05/01 20:53:10 ID:YUsxMexB
>>208
>>223
ずいぶん遅くなってしまいましたが、レビューありがとうございました。
お酒の話がウケているかどうかは自信ありませんが、がんばっていきたいと思います。
せっかくなのでレビューしていきます。
「COLLAPSERS」
学生のころに抱くモヤモヤを、スポーツ(バトミントン)を通して考えていく……ダウナー系青春物(良い意味ですよ)という印象を受けました。
今後、どのように昇華していくのか、というのを楽しみにしています。
レビューって初めてしましたが、こんな感じでしょうか。
272 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/11 02:40:57 ID:NnuzxNp4
そりゃ感想だ
273 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/11 21:48:27 ID:pLxJtho1
次出たやつをレビューする
274 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/11 23:34:11 ID:NnuzxNp4
「杉森家の怪人」
http://neetsha.com/inside/main.php?id=8320
あまり読まれて無いようだから。
怪人の存在があって、話全体の雰囲気があんまり堅苦しくないから読みやすい。
275 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/14 00:59:37 ID:86xm60pX
5月13日に更新された作品の中で自分が読んだ作品の「一話」だけを読んで一行感想を書いてみた。
ぶっちゃけた話、一行感想じゃないかもしれないけれど。。。
カヨヒロ/皮肉屋の泣きごと◆「嘘つきはみんな滅んでしまえ」と宣うカヨの言葉の真意が気になります。
願いを天にかざして◆これがオタク男子の恋愛事情なのかと考えるとなんだか泣けてきました。
ネジレとヒズミ◆タイトルに惹かれるものがあります。てか、おじいちゃんがキチガイ過ぎて怖かったです。
私とお酒の日々◆ブログという形式で書かれたお話のせいか、奇妙なリアリティを感じました。
276 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/14 01:10:31 ID:86xm60pX
なんかよく見たら、13日更新じゃない作品まで入ってる、、、orz
277 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/14 23:18:23 ID:86xm60pX
最新更新作品の第一話だけ(短編集ならどれか一つ)を読んでみました。これは、その感想です。
※若干ネタバレを含まれています。その点はご容赦を。
ドラゴンクエストオリジナル◆
ニヤニヤしながら作品を読む事が出来ました。
お馴染みの魔物の名前や呪文の名前などドラクエを喚起させるワードが文章の所々に散りばめられていて
作品を読みながら、当時ドラクエを夢中になってプレイしていた日々を思い出してしまいました。
やっぱり冒険物は読んでいてワクワクしてしまうものです。
ロマンチックノイローゼ 所収 「浮浪者ごっこ」◆
お話の中に「一人」と「独り」と「孤独」という言葉が出てきます。
これらの言葉の意味をしっかりと精査しなければ
私たち読者は主人公(作者?)が推奨する「浮浪者ごっこ」を本当の意味で味わう事が出来ないのではないかと思いました。
サヨナラを聞かせて◆
‘スミレの話をしよう’→‘俺はスミレが好きなんだと思う’
この一連のお話の流れが読者である私に「次はどんなお話を読ませてくれるのだろう」
という期待感を抱かせてくれました。
続きを読もうと思いました。
ひねくれ新太の惰性なる日々◆
大言壮語を恥ずかし気もなく口にする新太が微笑ましいです。
彼が‘宿題害悪論’などという持論を展開している部分は浅慮な男子中学生をリアルに表現していると思いました。
色んな意味で楽しめる作品ではないかと読んでみて思いました。
今回はここまで。暇を見つけて他にも色々と感想を書いていこうと思います。
278 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/15 21:56:46 ID:I4arBSBZ
「文藝作品の第一話だけを読んで感想を書いてみた」第三弾です。
twin jewel stories◆
主人公は世界を守る為の旅に出る前に、とりあえずヴィクトリアス国を襲撃している魔物を殲滅しろよと思いました。
それにしても、オークが鼻から水を出して、火だるまになった自分を消火する様子は可愛いらしい。
それって鼻水じゃね? なんて事を思ってしまいました。
世界観が王道RPG(FFみたいな)的な雰囲気で好感を持てたのですが
率直な感想を言うともっと設定を掘り下げて欲しいなあとそう思いました。
読者を置いてけぼりにして勝手に物語が進行してしまっているような感じが否めないです。
うはw急に新しい家族が出来たww◆
「これぞ、VIP発・新都社の作品だ!」そんな印象を持ちました。
お話の各所にAAが貼り付けられていて、まるでVIPスレを覘いている感覚で作品を読めました。
怒涛の展開にも戸惑うこと無く、すんなりと受け入れて状況を楽しみながら物語を傍観することが出来ました。
これは、読者である私がVIPPERだからなのかなあと思いました。
この作品を純粋に楽しめるか否かであなたのYIPPERとしての民度がどれくらいのものなのか解るのかもしれませんww
今回は2作品だけです。気力の続く限り感想を書いていけたらなあと思います。
279 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/15 22:19:54 ID:NNCp1kDL
俺はこういうレビューする人に敬意を表するね
280 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/15 22:30:35 ID:qDQWL7xi
はげしく乙
281 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/17 20:47:55 ID:RXZ00Uag
バカがっ・・・・・・! 足らんわっ・・・ まるで・・・!!
わしは・・・ もっともっと・・・ 欲しいんじゃっ・・・・・・!
激賞を・・・! 嘆賞を・・・! 賛美を・・・!
邁進せよっ・・・・・・!
掻き集めるんじゃっ・・・・・・! 世界中のレビューをっ・・・・・・!
282 :
以下、VIPにかわりまして新都社でお送りします。
:10/05/18 23:44:30 ID:Nq+i2v8y
「文藝作品の第一話だけを読んで感想を書いてみた」第四弾です。
夏帆と俺の365日◆
タイトルそしてあらすじにいい意味で騙されました。
いざ読んでみると、なんて綺麗な表現に溢れた小説なのだろうとそう思いました。
鮮やかな春の風景の美しさと夏帆を愛おしむ俺の純粋な恋心が上手い具合に融合していて
とても印象の良い純愛小説に仕上がっていると思いました。これは皆さんにぜひお勧めしたいです。
この作品のおかげで「タイトルだけで作品の印象を勝手に決めて読まず嫌いするのはよくない」という事を学んだような気がします。
アンダンテ&スタッカート◆
――出来事は跳ねるようにして始まるものだ。と文中にあるように
ラストにあり得ない出来事を持ってくるあたり作品の方向性をしかっりと意識した
文章を書いているなあという感じが伝わってきました。
登場人物の台詞一つ一つがいちいち格好いいなあ。
でも、その台詞からは全く気取っているようないやらしさが感じられませんでした。
それは引き締まった文章が物語全体の上品さを作り出しているからではないかと私は思いました。
それにしても死者からの手紙が来るとか怖い終わり方だなあ。
続きを読んでみようと読者に思わせる見事な終わり方でした。
今回も二作品のみです。マイペースで続けていきたいと思います。
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